my friend

2001年12月18日
夏の暑い日の夜の地下室で友達を傷つけたことがある。飲み会に行った帰りの寄り道の話である。

自分自身では酔ってないつもりだった。そりゃいい気分ではあったけれども、飲んでも理性や記憶は失わないという自信はある。しかし、その日は違ったようだ。友達は信頼してくれて色々話してくれていたのに、それを踏みにじるかのような軽口を叩いたがゆえに友達の心は傷ついた。

その後、友達は許してくれたのだが、こちらに対する不信感というものがあるように感じ、また信頼というものは以前よりかなり薄れているような気がする。もちろん、それはこちらの思い過ごしかもしれない。それにこちらからとしても、精神的な距離は置いてしまっている。他の件ならまだしも、その件に関しては近づくのはいけない事と思っている。

でも、友達ならもしかしたらこう言うかもしれない。

「友達なんだろ?そういう風に考えられるのが嫌なんだよ。お互い齟齬や誤解があったからといって、引くなよな。」

そういう風に友達が思うと考えるのは甘いだろうか??とにかく、今はもうちょっと時間が欲しい。幸か不幸か、来春には今よりも会う頻度が少なくなるだろう。そしてお互いの新たな人生を歩み始める。その後、一年後か二年後かは分からないけれども、サシで酒を飲む席にでもなったら、改めてもう一度謝ろう。

酒の席じゃないとダメというわけじゃないけど、お互い素直になれるのは酒の席のような気がする。

時が上手い具合に満ちたならば、春までにチャンスがあるかもしれない。何より時が来るのを待とう。そして、作ろう。

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